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ゴルフ飛距離アップとスイング安定を実現!シニアゴルファー向け究極の体幹・バランス強化

更新日:9月27日

皆さん、こんにちは!飛距離専門ゴルフフィットネストレーナーのひろみです。

今回は、ゴルフの飛距離アップと安定に欠かせない「脱力(だつりょく)」を習得するための、非常に効果的な「タオル体操」をご紹介します。この体操は、体を使った腕の脱力や、正しい体の使い方を身につけることを主な目的としています。タオルを一つ用意するだけで、いつでもどこでも実践可能です。ぜひ、朝のラジオ体操のような感覚で取り入れ、ラウンド前のウォーミングアップとしてもご活用ください。

このタオル体操はダイナミックストレッチであり、意外と汗をかく可能性があります。

繰り返しの練習によって、体が正しい動きを学び、スイングに必要な脱力と体の回転を同時に習得できるように設計されています。


I. タオル体操の準備


まず、体操を始める前に、タオルを用意し、準備を整えましょう。

1. タオルの準備と持ち方:

    ◦ 用意したタオルをまず半分に折り、さらにその状態からもう一度半分に折ります。

    ◦ この折りたたんだタオルを、肩幅のサイズで持っていただきます。


2. 基本姿勢:

    ◦ 足は肩幅に開きます。

    ◦ 膝を軽く曲げておくと、さらに脱力がしやすくなります。


II. 腕の脱力と遠心力の使い方を学ぶ体操(上肢・下肢連動)


最初の二つの体操では、いかに自分の力を使わずに、腕をリラックスさせ、遠心力によって振る感覚を掴むかが重要です。


1. 腕の脱力(遠心力を使ったブラブラ振り)

これは、腕の脱力に特化した最初のステップです。

動作: 準備姿勢から、腕を「ブラーブラーン」と脱力させて振っていきます。

ポイント: 腕「だけ」を脱力させることが主要な目的です。少し体が丸まっていても構いません。

注意点: 自分で意識的に「ブンブン」と振るのではなく、腕の脱力を意識し、遠心力を使って振っていくようなイメージで行ってください。

時間: まずは30秒間、この動きを続けていきましょう。


2. 下半身主導の脱力(腕が後からついてくるイメージ)

次に、ゴルフスイングで非常に重要な「下半身リード」の感覚を養います。

姿勢: 先ほどよりも少し足を開いて立ちます。

動作: 下半身を左右に動かし、その動きに腕が遅れて「くっついてくる」イメージで振ります。

 自分から腕を動かすのではなく、下半身が動いた後に腕がついてくるようにします。

感覚: 右、左、右、左と動かす際、手が少し遅れてくる感覚を意識してください。

時間: 30秒間行います。最初は鏡などを見ながら、感覚を掴むように実施してみてください。


3. 呼吸の導入:脱力効果の最大化

腕をよりリラックスさせるために、体操中に呼吸を取り入れましょう。

呼吸法: 腕を押し上げてくる(トップに達する)動作と同時に、てっぺんに来た時に「ふっ」と息を吐いてあげると、腕の脱力がよりしやすくなります。


III. 体のひねり(ローテーション)を学ぶ体操


次のステップでは、タオルを使って、上体や体全体をスムーズに回す感覚を養います。


4. 上半身の体回し(サイドローテーション)

ここでは、上体を横に回す動きに集中します。

動作: タオルを持ったまま、体を横に、横に回していきます。この際、顔も体と一緒についていくように回して構いません。

ポイント: この動作中も呼吸を一緒に入れることで、腰や体が回りやすくなります。

注意点: 腰が硬い方、腰を痛めている方、あるいは体が回らない方は、無理をしないようにしてください。無理をすると「痛い」と感じる可能性が高いため、いける範囲までで十分です。

時間: 30秒間行います。


5. 全身のひねり(フルローテーション)

この体操では、下半身も使って体全体を深くひねる動きを練習します。

姿勢: 再度、足を少し開いた状態で行います。

動作: 体を深くひねっていきます。さっきの体操は上半身だけでしたが、今度は体全体をひねりましょう。

回転の深さ: 余裕があれば、ひねる際に屈伸を深く行うと、さらに体は回っていきます。

 ただし、これもやれる範囲で構いません。肘は曲がっていても問題ありません。

呼吸法: 回る時に、しっかりと息を吐いてあげることで、体がひねりやすくなります。

時間: 30秒間行います。


IV. 練習の定着とゴルフへの応用


これらのタオル体操で学んだ「体の回転」と「脱力」の感覚を、いよいよゴルフスイングに活かしていきます。

立ち姿勢から前傾姿勢へ

ご紹介した体操は、すべて立った状態で行う「横の動き」でしたが、実際のゴルフスイングは、ただ単に体が前傾している状態です。

• まずは立った状態で、今回紹介したタオル体操がスムーズにできるように繰り返し練習してみてください。

• タオルを使った練習を繰り返すことによって、体は「体をちゃんとしっかり回せる」感覚と「脱力」の感覚をセットで覚えることができるようになります。

練習のタイミング

このダイナミックストレッチは、ラウンド前に行うことも非常に有効です。また、朝のラジオ体操のような感覚で、繰り返し体操として日常に取り入れてみてください。

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